1986-10-21 第107回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
日本の中における米はその基盤である水田稲作、それは第一に国民主食の米を生産する、自給するということでありますが、それだけではなくして、三百万ヘクタールに及ぶ水田に水を張って行う水田稲作というもの、これは国土保全、自然の環境保全などの点から非常に大きな意義と効果を持っておると私は思います。そういう点で、農相の米並びに水田稲作に対する考え方、加藤哲学をまずひとつお伺いいたしたいと思います。
日本の中における米はその基盤である水田稲作、それは第一に国民主食の米を生産する、自給するということでありますが、それだけではなくして、三百万ヘクタールに及ぶ水田に水を張って行う水田稲作というもの、これは国土保全、自然の環境保全などの点から非常に大きな意義と効果を持っておると私は思います。そういう点で、農相の米並びに水田稲作に対する考え方、加藤哲学をまずひとつお伺いいたしたいと思います。
そして、価格政策は崩れ、産地間では品質、価格の両面での激しい敵対性をあおって、生産者の不信と不安を増大させ、生産意欲をも喪失させて、国民主食の安定供給をも揺るがすことになりかねません。これは競争原理の正しい導入ではなくて、分断支配の典型となる危険性が濃厚であるというふうに言わざるを得ません。どのような施策をもって適正な競争原理を活用されるのか、農水大臣にお尋ねをいたします。
(笑声)全量買い上げろということでございますが、この食管法のたてまえ——現在の食管制度の中で限度数量というものを、そういう制度を立てておるわけでありますが、これは明らかに全量買い上げというものを背景としておるわけではないわけでございますし、国民主食の確保という面からは限度数量についてはこれは政府が責任を持たなきゃならぬわけでございますが、たてまえ上からいけば、超過米についてはこれは全量政府が買い上げなければならぬということでもないと
政府は、このような農家所得をいかにして増加させ、国民主食の確保と質の向上につとめてきた農民に、どのようにしてこたえようとするのか、その対策を承りたいのであります。兼業農家対策として、農村に工業を導入するとか、専業農家の規模拡大をはかるなどという、ありきたりの答弁では納得できませんので、そのつもりで明快な御答弁をお願いいたします。
私どもといたしましては、この事件が明らかになりますれば、そのどういうところに欠陥があったのであるかということもわれわれが知るよすがにもなるわけでありまして、そういうこと等もあわせ、十分に検討をいたしまして、部内全般の綱紀の粛正のために努力いたしますほか、ただいまお話しのように、国民主食の大事な食糧制度に、いやしくも国民大衆に疑惑を持たれることのないように、われわれがしっかりした態度をとらなければならないのではないかと
ただ、こういう状態を繰り返し繰り返しやっておるということは、酪農振興という国民主食を保つ上には非常に残念なことであるから、私は基本的なものをできるだけ早く確立する、あるいはそれの実効をあげるようにまず努力してまいりたい。 それから同時に、今度は価格制度でございます。
ただ、米は、何としても国民主食でございます。したがって、これが引き上げによる影響というものは、相当精神的に考えてかからなければならぬので、今後とも、われわれとしては、物価問題を扱う上において慎重に考えてまいりたい、こう思っているのであります。(拍手) 〔国務大臣安井謙君登壇、拍手〕
その一は、「食糧管理制度の適正運用に名をかりた国民主食たる米の消費者価格の引上げは、他物価の上昇を誘引し、生活家計に重大な影響を与えるものであり、国民経済の安定成長上、物価の安定が特に必要な現状に照らし、消費者米価を改定すべきではない。」というのがその答申の一です。これは上げるべきじゃないという答申です。
この国民主食を脱却させるような指導をするなんて、こんなばかなことをやっていて農林大臣はどう考えられるのですか。
○藤田委員 これは見解の相違になるかもしれませんが、外交上国民主食の確保という問題ほど重大な問題はない。私は何も外務省はアメリカのきげんとりのために存在してはいないと思う。国民生活を確保するために国家はあるのでありまして、ただいまの外務大臣の答弁は納得ができぬのであります。
かかる情勢に当面して、政府は速かに事情を精査し、事態に即応して国民主食の確保、次期農作の遂行及び被災農家の救済等に関し米価及び凶作対策に万全の措置を講じ、以て自立経済の確立と民生の安全に苟しくも遺憾なきことを期せられたく、右当委員会の総意を以て申入する。
外国輸入食糧の価格調整をいたしますために、三百二十億円の予算が織り込まれておりますが、これがもし国民主食のうちに牛乳を加えていただきますならば、今の外国輸入食糧は数年ならずして解消することができると存じます。生産農家がかりに一日三合の牛乳を自家用にいたしますると、これの栄養価は米一合三勺に当り、一年を通じまして約五斗近くの米食が軽減されるのであります。
戰後の国民主食は、米半分、麦半分でありて、米麦を一体として考え、同一歩調を以て処置しなければならない。農家の地域的関係から見ても米作地帯との不均衡を来たしてはならない。統制廃止によつて一時的の値上りを差すことがあつても、農家の手取りの増加とはならないのであつて、農家は再生産を保証する安定価格をこそ望んでいる。
そういう三つの考え方から麦の生権者価格は、この際これを引下げることには、国内食糧確保という面と、国民主食糧の将来の建直しという面から絶対避けなければならぬ。